夏の台風対策は、「台風が来る前」「接近中」「通過後」の3段階で行うことが大切です。
① 台風が来る4日~2日前
屋根の点検
・瓦やスレートのズレ・割れ・浮きがないか確認します。
・棟板金(屋根の頂上部分)が浮いていたり、釘が抜けていたりしないか確認します。
・屋根にコケが多く生えている場合は、防水性が低下している可能性があります。
危険なので屋根には登らず、地上から双眼鏡などで確認しましょう。
外壁の点検
・幅0.3mm以上のひび割れは、雨水が浸入する恐れがあります。
・シーリング(コーキング)にひび割れ・剥がれ・肉やせがないか確認します。
・塗膜の膨れや剥がれは、強風や豪雨で悪化することがあります。
ベランダ・バルコニー
・排水口の落ち葉や泥を取り除きます。
・防水層に膨れ・亀裂・剥がれがないか確認します。
・植木鉢・物干し竿・サンダル・収納ボックスなど飛ばされる物は室内へ移動します。
雨どい
・落ち葉や泥が詰まると雨水があふれ、外壁や基礎を傷める原因になります。
・金具の外れや雨どいの割れも確認しましょう。
窓・玄関
・雨戸やシャッターが正常に動くか確認します。
・雨戸がない場合は、飛散防止フィルムが役立ちます。
・強風で飛びそうな自転車や物置も固定します。
② 台風接近中
・不要不急の外出は避けます。
・窓・雨戸・シャッターを閉めます。
・停電に備えてスマートフォンやモバイルバッテリーを充電します。
・懐中電灯・飲料水・非常食・携帯ラジオを準備します。
・側溝や用水路、河川には近づかないようにします。
③ 台風通過後
建物の確認
・屋根材が飛んでいないか
・棟板金が浮いていないか
・雨どいが外れていないか
・外壁に新しいひび割れがないか
・ベランダ防水が傷んでいないか
室内の確認
・天井や壁に雨染みがないか
・窓枠から雨漏りしていないか
・押入れや天井裏の湿気やカビ臭がないか
TKホームサービスとしてお客様へ特に伝えたいポイント
台風被害は「塗装ではなく、劣化したシーリングや防水層、棟板金の浮き」が原因になるケースが多くあります。
そのため、塗り替えを検討している場合は、
・シーリングの打ち替え
・ベランダ防水のメンテナンス
・棟板金の補修
・雨どいの清掃・補修
・瓦の点検
まで一緒に行うことで、台風による雨漏りのリスクを大きく減らすことができます。
浜松市など沿岸部で特に注意したいこと
海に近い地域では、塩害によって金属部分(棟板金・雨どい金具・ビスなど)が錆びやすく、台風時の強風で破損しやすくなります。さらに潮風で塗膜の劣化も進みやすいため、10~15年ごとの定期点検と適切な塗装・補修が、建物を長持ちさせる重要なポイントです。
