- 下地に強固に密着し、特に従来の材料に比べ、耐ひび割れ性、耐衝撃性に優れています。
- 硬化後強固な被膜を形成し、仕上塗材の防水性を向上させます。
- 脆弱な下地を強化し、仕上塗材の色むら密着不良、造膜不良を予め防止できます。
- コンクリート躯体の中性化防止、鉄筋の防錆性に優れた効果を発揮します。
- 下地調整のみならず、仲介接着としての機能を発揮します。
こんにちは、本日は浜松市中央区にてALC外壁の下地処理を行いました。
まずはじめに、高圧洗浄で除去しきれなかった外壁のカビや藻の根(菌糸)を除去していきます。
使用する材料は大阪ガスケミカル㈱さんの新商品 ウ”ィタバイオX-2です。
近年、建築物の高気密・高断熱化に伴って内部壁面等のカビの発生が問題になっています。
また、屋外においても日本は高温多湿の気候であり、カビや藻の発生は建物管理の大きな負荷となって
います。このため、カビが発生した部位の再塗装による化粧直しや壁紙の張替えが増加しておりますが、
一旦カビが発生した部位は、薬剤を用いた除菌等の処理を行わない場合、短期間のうちにカビが再発生
するケースが多くみられます。
これを防ぐため、再塗装や壁紙・建材等を施工する前に「ヴィタバイオ カビ止め剤X-2」を下地処理として
塗布することで、カビの根(菌糸)や藻の除去、および予防・再発抑制の効果を発揮します。
カビ・藻を断ち、増殖や発生を防ぎます!
◆ 施工後の水洗い不要で、施工期間短縮と環境へ配慮します。
◆ 乾燥が非常に速く作業性に優れています。(乾燥時間約1分)
◆ 乾燥後は仕上げ材(塗料・壁紙・建材)の種類やメーカーを選ばず施工ができます。
◆ 建築物内外部選ばず、サイディング、コンクリート、瓦、レンガ、石材、木材、金属、石膏ボード、ケイカル版
など、さまざまな建材に使用できます。
次にALC外壁の脆弱な部分を下地調整していきます。
使用する材料はエスケー化研さんのミラクファンドKC-1000 です。
今回の現場は新築時の塗装でフッ素樹脂以上の塗膜が塗られていた為、下塗りでエスケー化研さんの水性ハイブリッドシーラーを塗布してから、ミラクファンドKC-1000を塗っていきます
次に鉄部のケレン作業と錆止め塗装を行っていきます。
ケレン作業は塗料の密着性を向上させ、塗装を長持ちさせる重要な工程です。
本日の作業は、ここまでです。
次回は雨樋・破風・鼻隠しの下塗り、ALC外壁の下塗りを行います。
ALC外壁の脆弱な部分は、水性ハイブリッドシーラー~ミラクファンドKC1000~水性ミラクシーラーエコ~弾性スーパーセラタイトF中塗り剤~弾性スーパーセラタイト上塗り材と合計5回塗りの仕様となります。